世界的指揮者である小澤征爾さんの提唱で始まり、今や夏の音楽イベントとして全国的にも定着した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」。
大町市文化会館では、9月15日(日)にアンドリス・ネルソンス指揮のオーケストラ コンサートBプログラム(8月16日公演収録予定)を、大型スクリーンによる迫力ある映像と高音質で演奏会の雰囲気そのままにお楽しみいただくことができます。ぜひご来場ください。
日時・会場
2024年9月15日(日) 14:00開演
大町市文化会館 大ホール
プログラム
第1部
小澤征爾総監督 松本で紡いだ軌跡
第2部
オーケストラ コンサート Bプログラム
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
指 揮
沖澤のどか
©Felix Broede
「オーケストラ コンサート Bプログラム」指揮者変更のお知らせ(2024年8月14日発表)
演 奏
サイトウ・キネン・オーケストラ
入 場 料
無 料(全席自由席)
※申し込み不要
沖澤のどか
©Felix Broede
指揮
京都市交響楽団第 14 代常任指揮者。2023 年4⽉より3年間の任期中に、⽇本を代表するオーケストラの定期公演のみならず、教育・ファミリーコンサートにも携わる予定。
2019 年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、同時にオーケストラ賞および聴衆賞も受賞。18 年東京国際⾳楽コンクール〈指揮〉第 1 位。2020 年から 2022 年にかけて、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーより奨学⾦を受け、演奏会やオペラ公演で⾸席指揮者キリル・ペトレンコのアシスタントも務める。ベルリン・フィル・アカデミー・メンバーとの共演による⾃⾝のコンサート・プロジェクトの他、2022 年3⽉にはフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー連邦⼤統領の招待を受け、ウクライナとの連帯を表明するためのコンサートに参加しベルリン・フィル奏者らを指揮。22 年 5 ⽉に、ペトレンコとともにカラヤン・アカデミー創設 50 周年記念公演を指揮。
2023/24 シーズンは、バーゼル室内管弦楽団、ウィニペグ交響楽団、ケベック交響楽団、BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団等でデビューを飾る他、N 響定期公演デビュー、東京交響楽団、2022/23 シーズンにアーティストインレジデンスを務めたミュンヘン交響楽団の指揮も予定されている。また、読響、新⽇本フィル、⽇本フィル、オーケストラ・アンサンブル⾦沢も定期的に指揮している。2022 年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバル モーツァルト「フィガロの結婚」(ロラン・ペリー演出)で、サイトウ・キネン・オーケストラを初指揮。これまでにネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなどによるマスタークラスを多数受講。19 年および 20 年には、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」の受講⽣に選出。オーケストラ・アンサンブル⾦沢で指揮研究員を務め、国内およびヨーロッパのオペラ・プロダクションに携わるなど、さらに研鑽を積んでいる。20 年、東京⼆期会《メリー・ウィドウ》を指揮。2023 年に公益財団法⼈ソニー⾳楽財団から「齋藤秀雄メモリアル基⾦賞」を授与される。 1987 年、⻘森県⽣まれ。幼少期よりピアノ、チェロ、オーボエを学ぶ。東京藝術⼤学で⾼関健、尾⾼忠明の両⽒に指揮を師事し、修⼠号を取得して卒業。さらに、ハンス・アイスラー⾳楽⼤学ベルリンでクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両⽒に師事し、19 年に修⼠号を取得。ベルリン在住。
©大窪道治
サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)
偉大な教育者であり桐朋学園創設者のひとりである、故齋藤秀雄の没後10年となる1984年に、弟子の小澤征爾の発案により、門下生100余名が集まり開催したメモリアルコンサートが礎となって生まれたオーケストラ。87年にSKOとして初の欧州ツアーを行い、その後も各地に招待され“幻のオーケストラ”と称された。齋藤秀雄生誕90年の1992年、念願であった“日本に腰を据えた音楽祭”として「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)」が松本市で開幕。総監督小澤征爾とSKOが中心となり、毎夏、交響曲とオペラを軸に音楽祭を開催している。
主催:セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
松本市国際音楽祭推進団体協議会